リモートワークで希薄になったコミュニケーション
某ウイルスが流行り始めた2年ぐらい前からフルリモートになりました。
満員電車に乗らなくてよくなった。朝ギリギリまで寝てられる。など嬉しいこともありますが、仕事の方では、ちらほら課題が出てきます。
その1つとして、部署を超えたコミュニケーションが減っていること。出社していたときは、雑談する機会が頻繁にありましたが、リモートになってからはほぼゼロに近くなってました。
自分が携わっている事業は、まだまだ立ち上げ途中で関わっている人数も20人ほどなので、全員が足並み揃えて課題に向き合っていく必要がありました。
まずは、相手の人となりを知る
コミュニケーションを取りやすくするために「相手の人となりを知る」ことは、心理的な面で重要だと思います。とくに、この2年で人の入れ替わりが激しく起きたことで、一度も話したことがない人も増ました。そのため、より一層このように感じたのだと思います。
では「どのように相手の人となりを知るのか?」そう考えて思いついたのがライトニングトークを開催してきっかけを作ることでした。
なぜ、ライトニングトーク?
- 会話のキャッチボールが無いので気楽
- オンラインで開催できる
- 聞き専なら片手間でも参加しやすい
理由としては、こんなところですかね?
登壇者は、話すことを考えるのに少し手間はかかりますが、聞き専ならば気軽に参加できてメンバーの人となりを知ることができます。また、リアルに集まることができないのでオンラインで開催できることは必須要件でした。
どんな感じで開催しているのか?
毎月末に全員が集まる全体会議の後1時間を使って業務中にやらせてもらってます。
登壇者は4人。話すことはなんでもOKとしています。
発表資料は、参加できなかった人のために誰でも閲覧できるところに置いてます。
やってみて
目的である「人となりを知る」というのは達成できそうです。登壇者の話を聞いていると、意外な一面を知れて面白いですね。
あとは、発表を取っ掛かりに雑談が生まれていて、ちょっとした交流の場になりつつあります。雑談はとても重要で、思いも寄らないソリューションが生まれたりするので大事にしていきたいです。
もちろん、ライトニングトークが根本的な課題の解決にはならないと思います。とはいえ、心理的な壁を取り払う施策の1つとては機能してくれそうです。
さいごに
正直、思いつきで始めたのでうまく機能するのかドキドキでした。でも、一緒に盛り上げてくれる人がいたおかげで何とか形になっています。ありがたい。
ちなみに、組織体制も少しずつ変更になっていて、部署間連携の問題は、仕組みでの改善も行われています。
心理的な面と仕組みでの改善。この2つが同時に進んでいるので、今後はよりスピーディーに仮説検証を回していけそうです。